時計・宝飾・眼鏡の専門店 株式会社ヤマザキ
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グランドセイコーの歴史

第二回「私の好きな時計」へ戻る

   ■第一話 「すべてを求める欲張りな人へ」

   ■第二話 「夕暮れのバス停」

   ■第三話 「最高の普通」は「最高の贅沢」

   ■第四話 「9Fキャリバーへの思い」

   ■第五話 「二世代、三世代も使いたい9Fグランドセイコー」「普遍の時」

   ■第六話 「比較」


第五話その1 「二世代、三世代も使いたい9Fグランドセイコー」
 グランドセイコー9Fシリーズは、お客様に最も安心して販売できて、安心して使っていただける商品であると思っている。
 思い起こせば1960年に初めて製造された、歩度証明書つきのグランドセイコーの真の流れを受け継ぎ、今日まで、時計のすみずみまで技術的に研きつくされた時計は、スイスといえどもそうは無いだろうと私は思っている。
 大きな針、大きな日付。そのために開発された「9Fの技術の話」をお客様に説明すると、多くの方が9Fグランドセイコーへ強い関心を寄せられる。

 いつも私は、一生のうちに持ってほしい時計のひとつとして、9Fグランドセイコーを勧める。それは、この時計が二世代・三世代も使える時計であると思うからである。父の腕から息子に、息子から孫に、幾多の技術を超えて受け継がれてきた「グランドセイコー」の夢がそこにもある。
 時計はその人と共に歩む人生そのものだと思う。9Fの力強さを感じる一秒一秒のように、私も確かな人生を刻みたいと思う。
(中野 三儀)

第五話その2 「普遍の時」
 「父が若い頃から身につけている時計だから結納返しにしたい」と若い女性はグランドセイコーを選んだ。

 自分にごほうびを買いたいと、以前から好きだったグランドセイコーを買った初老の男性は「もう時計を買う事はないだろう。これが生涯最後の時計です」と語った。

 人それぞれに時計に対する思いがある。日々、使う時計は自分のために時の円を描き、自分の人生を共に歩み、いつしか自分の分身となる。
 正確に時を刻み、実用性にすぐれ、しかも重厚さと品格を備えたグランドセイコーだからこそ、使い手の愛情はさらに深くなる。多くの人の愛から生まれた時計は、新たな愛を得てその人の時を刻み続ける。父から息子、そして孫へと受け継がれることもあるだろう。
 その時代の最高の技が作る時計、しかし時代を越えた「普遍」がある。自然の営みのサークルが普遍であるように。
(N.S)

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